ラミシールクリーム通販ニゾラールクリーム通販

水虫の予防と治療情報|通販|カンジダ|安全性

水虫は真菌というカビの一種によって起こりますから、治療は抗真菌薬を用います。
抗真菌薬は、菌の増殖を抑えるものと、菌自体をやっつけてしまうものの二種に分かれます。
真菌はカビなので植物性の細胞膜を持っていますが、薬のタイプによって細胞膜の成分が合成することを阻害するものと、それ自体を破壊してしまうものがあります。
抗真菌薬は薬の形状として、クリーム状、液状、軟膏、スプレーなどに分かれますので、症状の種類や患部の部位によって最適なものを選んで使っていくわけですが、その中で軟膏の代表はイミダゾール系と呼ばれているもので、成分としてはネチコナゾールやラノコナゾールがあります。
この2つの違いは、現在のところラノコナゾールが市販薬になっていることです。
イミダゾール系の特徴は、真菌の細胞膜の成分の合成を阻害することです。
これらの薬は、1980年代にできた第三世代と呼ばれているもので、効果が高く1日1回つけるだけで済みますし、湿潤性が強いので皮ふの奥深くまで薬が到達します。
水虫菌は皮ふの奥に潜んでいますのでこれですとそこまで効きますし、かかとの皮ふが厚くなってしまったような時にも効果を上げることができます。
軟膏の利点は広く塗ることができることです。
今かゆかったり、皮がむけたりしている箇所が小範囲でも、菌自体はもっと周りにあるかもしれませんので、薬も広くつけていくといいのですが、軟膏のタイプだとそれに適しています。
薬によって菌の細胞膜を攻撃するわけですが、最近はその様子を映像で見られるようになりました。
菌が動く映像、薬の力で細胞膜が壊れていく映像などを実際に目で見られますので、薬の効果を事前にわかった上で治療していくことができます。

高温多湿になる足の水虫予防に効果的なイトリゾール

梅雨時から夏は水虫になりやすい季節ですが、それは原因であるカビの一種の白癬菌が活発に増殖を行うからです。
白癬菌はケラチンが栄養源なので、ケラチンで出来ている角層に感染して増えやすく、小さな水ぶくれやかゆみなどの水虫の症状を起こすのです。
靴下と靴をはき、温度と湿度の高い状態になった足は、水虫にとっては最高の環境なので、日本人全体のおよそ20%程度は悩まされているといわれています。
白癬菌は寒さや乾燥に強いため、冬は活動しませんが、温度や湿度が上がり、靴下と靴を毎日履くような生活を続けると、また増殖を開始します。
そのため毎年、夏になると再発を繰り返す方が多いですが、今では効果の高い薬が開発されているので、それを用いれば、再発を予防することが出来ます。
水虫の薬で有名なものはイトリゾールですが、これは真菌の増殖を抑えるトリアゾール系抗真菌剤です。
イトリゾールは抗真菌作用が高く、水虫の原因とされる白癬菌を死滅させ、増殖を抑えることが出来ます。
爪の中で真菌が繁殖する爪水虫(爪白癬)の場合は、外用薬では治療が難しいですが、イトリゾール・パルス療法なら効果があります。
これは、1週間集中して大量のイトリゾールを服用し、それから3週間は薬を服用をしないというサイクルを、通常3回繰り返す治療法で、水虫の予防には絶大な効果があります。
足を高温多湿にするのは靴と靴下なので、常に清潔な状態にしておけば、薬を使わなくても予防することが出来ます。
毎日同じ靴や靴下をはかないようにし、脱いだ靴はすぐに下駄箱にしまわずに、陰干ししたり、乾燥材を入れたりして、よく乾燥させることが大切です。
通気性のよいものを選んではくことでも予防できるので、水虫に悩んでいる方は実行するようにしましょう。

冬は水虫が治ったと勘違い

夏になるとかゆみが増す水虫。
冬になるとそのかゆみも治まるため治ったと思いがちですが、実は治ってはいないのです。
水虫の原因となる白癬菌はカビの一種で、ほとんどのカビがそうであるように高温多湿を好みます。
そのため、湿気も少なく温度が低くなる冬場になると繁殖しないため「水虫が治った」と思ってしまいがちです。
しかし、冬場になると白癬菌は休眠して活動を停止しているだけで、死滅してはいません。
そのため、また春先かけて気温が上がり、湿気が多くなってくると活動を再開します。
また、近頃では家の中や移動のための交通機関でも屋内の温度は高く、汗をかくほどのこともあります。
そのため、靴の中の温度や湿度は春や夏まではいかないとしても高温多湿であるのとに変わりはありません。
また、就寝時の足先の冷えをカバーするために靴下を履いて眠ると靴下の中は高温多湿となり、白癬菌が活動を始めることがあります。
そのため、冬場でも春や夏と変わらず水虫の症状で悩む人は少なくありません。
しかし、全体的に気温が低く乾燥している冬場こそ痒みが出ることもないため、実は水虫撃退に最適な季節だともいえるのです。
水虫の治療は2~3か月ほどかかると言われています。
しかし見た目が綺麗になったり、痒みがなくなってしまうと治療をやめてしまう人も多く、特に冬はかゆみが治まってしまって治療をやめてしまう人が多くなる時期だとも言えます。
市販の水虫の薬をお風呂でしっかりと綺麗にしてから塗り、ちゃんと乾燥させるということを行うだけで白癬菌を死滅させることも可能です。
温かくなってかゆみが増してからまた治療を始めるのではなく、痒みが治まっている冬だからこそ、次の春夏に向けて水虫の治療を行うようにしましょう。